池袋と新宿を股にかけてハシゴする映画馬鹿。

 昨日も書いたとおり、土曜日禁断症状が発生するのを防ぐために(……そんな書き方したか?)帰宅後、一日早い映画鑑賞へ赴きました。時間的にもいい配分だったので、思い切ってハシゴだいえー。

 まずは池袋へ。普段なら先にジュンク堂へ立ち寄ってかるーく買い物をしてくるところですが、初日の悪夢が脳裏を過ぎったので早めに劇場入り。既にピークを過ぎていたようで問題なく席が確保できました。座席のスプリングがかなり傷んでましたが、まああんまり追求しないことにしよう。

 そんな一本目は、今月5日の初日にきつい見逃し方をしてしまった、あの名作の映画化作品AIR[劇場版]』(東映・配給)。詳しい感想は後日、この辺に。毎度のごとくひとまず簡単に書いておくと……ツッコミどころが多くて眩暈がしました。90分とは思えないほど長い代物でした。好きな部分も多々あるんですけどそこを押さえながらフォローしようとしても大変です。ある程度原作が好きな人なら観て楽しむことは出来るでしょうが、深さ次第では相当に腹が立つはず。いやもうとにかく詳しいことはあとでここに書きますっ、回線工事の都合でちょっと遅めになりますけどっ!

 つづいて電車に乗って新宿に移動。ファーストフードにて暗闇でも食べられそうなものを購入して夕食とし、新宿オデヲン座へ……LOFT/PLUSONEがある関係で歌舞伎町へはそこそこ来ているのですが、この劇場に入るのは『アンダーワールド』以来なので一年三ヶ月ぶりぐらい。間口は古びてますが、スクリーンと座席はけっこう綺麗なのでちょっと安心して観られました。

 二本目は明日が日本での正式公開、『フォーン・ブース』の脚本家があの発想をひっくり返したようなアイディアで執筆した作品を下敷きにした疾走感溢れるスリラーセルラー』(日本ヘラルド)。先に観た映画と同じ程度の尺とはとても思えない展開の速さにバランス感覚に富んだ演出、類型的ではありますがツボを押さえたキャラクターと演技で、際立ったところはないけれど極めて良質の娯楽映画に仕上がってます。詳しい感想はやっぱり後日、ここらあたりに

 帰り際、近くの劇場でかかっていた、幾つか眼にした感想のためにアニメ版は無論原作さえも読んでいないのに気に掛かって仕方ない『テニスの王子様 劇場版』に後ろ髪を引かれるような心地を覚えながら帰宅。……まあ、魔が差そうにも、こっちの劇場は既に閉まってましたけど。もうひとつのイベントにも参加したかったんですけど、近いうちにもう一個徹夜イベントがあるので、やっぱり少しは控えないとね。

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