本日のお買い物

  1. 福澤徹三『亡者の家』 [bk1amazon]
  2. 柴田よしき風精(ゼフィルス)の棲む場所』 [bk1amazon]
  3. 高木彬光『誘拐 [新装版]』(高木彬光コレクション) [bk1amazon]
  4. 江戸川乱歩江戸川乱歩全集第30巻 わが夢と真実』(すべて、光文社文庫光文社) [bk1amazon]

 特に意味もなく発表順。

 1は最近毎月恒例となっている光文社文庫書き下ろしホラー、今月は福澤徹三氏。粗筋を見るとどことなく『壊れるもの』を想起させますが、この方ですからただでは済みますまい。それにしても、正直言って内容どうこう以前に著者近影が恐い……。2は猫探偵正太郎シリーズともリンクする長篇本格ミステリ。3はかつては日本を代表する誘拐ミステリの一冊だった名作に、関連するエッセイと折原一氏・山前譲両氏の解説を合わせて新装したもの。2ヶ月ぶりの4は自叙伝的な構成を採った随筆集である表題作と、ポケミスの解説など海外作家を紹介する文章を集めた『海外探偵小説作家と作品』の二部構成。資料が豊富な作品だけあって、解題・註釈もかなりのページ数に膨れあがって見るからに読み応えのありそうな一冊です。

 これで今月の光文社文庫で欲しいものはひととおり購入したかなー……と思ったら、西澤さんの『夏の夜会』を見落としていた。とほ。それと、買うつもりはありませんでしたが、気になっていた『マスグレイヴ館の島』のラストだけ確認してみる……そのまんまだった。あかん。私ゃ未だにここは許せない。たとえ解説が乾くるみ氏でも許せん。初めてまともに読んだ柄刀長篇がこれだったために、確保している他の長篇に手を出すのを躊躇っているくらい、許せません。

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