PS2版『苺ましまろ』プレイ日記その1

 ……で早速始めてるよこいつ。

 薄々予感はしてましたが、あの世界にキャラクターとして男が介入するとやっぱり邪魔。加えて普通のテキスト表示型ゲームのテンポが作風に合わねったらありません。んな説明台詞は要らないんだよ会話のスピードを上げろぉぉぉぉ。

 とりあえず、CDドラマのキャラクターの立ちっぷりが最近お気に入りの千佳中心に話を進めてますが、この子、一同でいちばんの常識人という設定が災いして、姉の幼馴染みとはいえ第三者のプレイヤーキャラと対すると更に普通のいい子になってしまう。それはそれで原作ファンには面白いのですが……ゲームとしては面白くないんだよこれが。

 いけないのは、彼女たちの個性を引き出すべきプレイヤーキャラがフラットすぎること。言動が万事穏当なので、美羽たちの無茶苦茶さが充分に発揮されていない。これじゃやたらと温いだけの恋愛AVG苺ましまろのキャラクターを乗っけただけに過ぎません。あの世界観を活かしたいならもっと別の方法を考えないと。プレイヤーキャラを伸恵にするとか。

 ……まあ、異様にまったりとしたテンポは独特で、これはこれで楽しめるゆえ、ひととおり遊んでみるつもりではある。

コメント

  1. 冬野 より:

    ロリコンは病気です。  ……ごめん、冗談ですから。

タイトルとURLをコピーしました