『海賊版撲滅キャンペーン』劇場用CMが不愉快な件について。

 風野春樹氏のブログでこの件について触れていたので、私も今更ながら採りあげてみる。しばらく前にかるく触れたことはありますが、もうちょっと明確に。

 まずは例しにくぐってみる。……出てくる意見出てくる意見、ほとんどCMを拒絶。寧ろP2Pで落としたろか、という気分を表明している方もいて、まるっきり逆効果になってる。そんななかで、こんなQ&Aも検出しました。これは地方のシネコンの公式サイトであり、あのCMを配布している大元ではありませんからそもそもここに質問をするほうがお門違いなのです*1が、しかし何だこの的はずれな解答は。質問は“不快な表現”を問題にしているのに、解答は趣旨の正当性しか謳っていない。こんなに噛み合っていない解答では余計に不快感を煽るだけだと気づかないんだろうか。さすがに同様の質問がふたたび来たときは立場を変えていますが、ただ単に逃げを打っているだけにしか見えません。これならまだ「貴重なご意見と受け止め〜」という決まり口上のほうがまだ誠実に感じられるぞ。

 こちとら本当に一切不正コピーの類には手をつけず、基本は劇場で鑑賞、DVDであってもレンタルよりセルを優先する人間です。だからこそ大声で言わせていただきます。趣旨には賛同出来ても、『海賊版撲滅キャンペーン』劇場用CMには不快感しか覚えません。さっさと差し替えるべきです。

 個人的にもっと不愉快なのは、あれのCMに使われている女の子が、かなり表情に力があり、無言でも実力を窺わせること。それなのにあんな不出来なCMで使われて、マイナスイメージを延々と植え付けてどうするんだ。責任が取れるのかMPAは。

*1:実はあれ、予告編部分ではなく映画本編のフィルム冒頭に焼き付けてあるので、劇場では排除しようにも出来るものではないようです。訴えるならMPAか、加盟している映画会社のほうが適当。

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