『8月のクリスマス』監督・脚本:長崎俊一/音楽・主演:山崎まさよし/配給:東芝エンタテインメント

 お腹と頭に爆弾を抱えつつ、今日も朝からお出かけ。主な目的は午後二時からのイベントなのですが、外出する理由があるとあれこれ調べたうえ映画で時間を潰すのが私の習いなのです。

 行く先は久々のシネ・リーブル池袋。久々すぎて駅からの道程をすっっきり忘れていて困惑しましたが、なんとか無事に辿りつく。すると劇場のまえには長蛇の列――私のお目当てではなく、CLAMP原作映画二本立てを観に来た客が多かったようで、係員が「座席・立ち見ともに売り切れになりました」と告げると、あっという間に三分の一ぐらいまで減ってしまいました。私が観ようと思っていたほうは今日が初日ゆえ混雑しているだろうと思い、いざというときはそのCLAMP原作二本立てのほうを観よう、などと考えていた自分が怖い。現在モーニングショー一回のみ、それも日曜日で終了と差し迫った日程ゆえこんな状況になってしまったのでしょうけれど。

 それはさておき、本日の作品は韓流ブームに先駆けて高く評価された同題韓国映画長崎俊一監督、山崎まさよし音楽・主演でリメイクした感動作8月のクリスマス』(東芝エンタテインメント・配給)。オリジナルは未見なのですが、このリメイク単独で観た印象は極めて良好でした。終わってすぐの感想は決して芳しくなかったのですが、噛みしめるほどに評価が高まっていきました。オリジナルを観た人の感想も窺いたいところですが、とりあえず私は買う。詳しい感想は、「アイスをパイント・カップから直に食うのは止めましょう。」からどうぞ。腹壊すぞっていうか食べ終わる前に溶けるぞ。

コメント

  1. xina-shin より:

    オリジナルを愛している立場から言わせていただくと、リメイク作品としては最上級の出来であったと思います。
    基本はオリジナルに忠実に、しかしリメイクならではの解釈も追加され、一味違った感想を得ることが出来たと思っています。

  2. tuckf より:

    書き込みありがとうございます。「愛している」とまで仰言られる方の意見なら間違いないでしょう。すると逆にオリジナルに対する興味が湧いてきます……やっぱりいちど観ておくべきかも。

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