糊付け糊付け。

 集めている新聞連載『名もなき毒』の切り抜きを貼りつける作業。何ヶ月かサボっていたせいでえらい量になり、一日に一章分の十回から二十回程度を一気に貼りつけていく、という具合に数日かけて進め、今日ようやく切り取ってある分が片づきました。

 ものが小説なので、途中が剥がれ落ちてしまうとどうしようもない。そこでなるべく全面に糊を付けるようにしているのですが、そのせいでスティックのりの消費が実に早い。近所のコンビニで購入する一本120円程度の糊だと、それこそ一章分片付けた頃には無くなっているという勢い。

 この調子ではいい加減馬鹿にならないので、先日百円ショップに赴いて、似たようなタイプのスティックのりを二本まとめて買ってきました。コンビニのものより安いのに、サイズがひとまわり大きい。新品の状態で試しにツマミを限界まで廻してみると――太さも長さも段違いでした。

 今までコンビニで買っていたのが馬鹿馬鹿しくなるくらいの分量で、ああこれで当分保つだろう、などと喜んでいたのですが――新聞連載のほうは現在、章題が“落着”となっている。……もしかして、終わるの? 確かに一件のほうは大詰めを迎えている風ですが逃げているあの人はどうなるのよ、っていうかあの出来事とあの出来事との繋がりはどこ?

 開始からだいぶ経過しているので設定や状況が完全に把握しきれなくなっているのかも知れませんが、もし本当にこのまま“落着”してしまうとなると、折角買ってきたスティックのりを使わずじまいになりそうな予感がして、若干切ない。次の連載がまた読みたい作品になるとは限らないしー……

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