『エンジェル・ハート』第36話 幸せを運ぶ女の子

 酔い潰れて帰った日以来、座敷童に取り憑かれている、と言い出す冴子。獠たちは幻覚か妄想だと取り合わなかったが、香瑩は冴子の家から現れた少女を目撃、単独で追いかける。途中で見失ってしまったが、彼女は新宿のあちこちで“幸せを呼ぶ女の子”として半ば都市伝説化していた。

 またひでー作画だー。前回と統一が取れていないのはもういいとしても、誰かちゃんとデッサンを監督してるのか。CGを駆使したと思しい背景まで崩壊していて泣きそうです。何だあのアンバランスな道は。何だこの不自然なマンション内部は。

 話自体は相変わらず原作の方向性をちゃんと押さえていて、シリーズでも出色のエピソードを丹念に追っているのですが、作画のダメさに伴うように演出の質も降下していてズタボロです。うーん、どうしたらいいんだろう。

 ついでに、今回はとみに冴子役の麻上洋子の衰えを意識せずにいられず、見ていて辛いものがありました……。パラレルワールドゆえ『シティーハンター』の設定より遥かに年齢を下げられた美樹の声を、ちゃんと『シティーハンター』と同じ小山茉美が当てているのはなかなかツボに嵌りましたが。美樹というよりアラレちゃんだった。

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