『武装錬金』第6話 黒死の蝶

 斗貴子を救うため、カズキは事態の張本人・蝶野攻爵を捜して奔走する。遂にその居所を突き止めたカズキだったが、蝶野の存在がある故に蔑ろにされていた弟・次郎の行動が、事態を思わぬ方向へ導く……

 遂にパピヨン登場。いい具合に変態、素晴らしいぐらい極悪。行動は大馬鹿野郎なんですが、その描写は著しくホラー風味であることも効いています。

 ただ、今回は詰め込みすぎが災いして、本来もっとじっくりと間を活かして演出するべきだったカズキと蝶野のやり取りが駆け足気味になっていたのがやや残念です。でもトータルでは相変わらず文句なし。出てくるとちゃんと和ませてくれるまひろら友人連と、今回は巻き込まれてコメディリリーフ化していた斗貴子さんも素敵でした。最後の膝枕も含めて。

 ……しかし、まさかたった6話で蝶野編を片付けてしまうとは思ってませんでした。こりゃけっこう本気で全篇アニメ化するつもりなのか?

コメント

  1. 冬野 より:

    蝶野は最初から長い話でもないため、6話でも特に不思議はないかと。ああいうのをダラダラと長く続けるアニメの風潮自体がおかしいわけで。武装錬金そのものが全10巻と短めなのもポイントです。

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