『クイーン』監督:スティーヴン・フリアーズ/主演:ヘレン・ミレン/配給:avex entertainment

 本日は当初二本立てにするつもりでしたが、ちょっと予想より立て込んできたので、早朝の一本だけに絞ることに。

 訪れたのは日比谷シャンテ・シネ、作品は10年前の悲劇の日、世界中が嘆き悲しむなかでひとり涙を見せなかったその人の行動と真意とを追い、ヘレン・ミレンにアカデミー主演女優賞を齎した話題作クイーン』(avex entertainment・配給)。なるほど、いまも存命の女王に失礼なく、気品に満ちてしかも人間的に演じたヘレン・ミレンは実に見事。何故あの頃、王室がなかなか重い腰を上げなかったのかという疑問に対してかなり明確に答を見せつつも、しかし最終的な態度は示すことなく観客に委ねた節度まで含めて、実に品性の確かな秀作でした。詳しい感想は、「でもチャールズ皇太子には腹が立つんだ。」からどうぞ。本当にあんなことをしていたのかは謎ですが……みみっちいよね。

 観賞後は秋葉原に赴いて、軽い買い物と予約などを済ませて帰宅。一眠りすると……またしても体調が不安定になってしまったので、これからの作業の準備などをしながらもしばし悶絶していたのでした。

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