『帰ってきた時効警察』第八話 今回、三日月が大活躍する理由は深く探らない方がいいのだ!

 霧山が今回手懸けるのは、豪邸で発生した殺人事件。……が、訪れた犯行現場で足を滑らせて階段から転倒、入院する羽目になってしまい、三日月が捜査も肩代わりすることに。霧山の力になれる、これをきっかけに一気に接近できるとはしゃぐ彼女の捜査はどうも要領を得ないが、それでも霧山は着実に真相に迫っていった……

 今回の監督・脚本は、ホームページによれば初登場のトム・ジョンイル。誰だそれ、と思って調べてみたら、オダギリジョーの別名義でした。さすがにふざけすぎと判断されたのか、作中のテロップでは大人しくオダギリジョー名義に変わってましたけど。

 第一シリーズから主人公として作品に関わってきただけあって、時効警察の特徴的なモチーフを丹念に押さえ、意味不明なユーモアを随所に盛り込む作風もちゃんと踏襲しています。微妙に空振りしているところもあれば、久々に「嘘をつくとアレがあーなる」系統の大ボラの特大版を用意していたりして、うまくファン心理をくすぐってくれるのがうまい。

 謎解きのほうはいまいちですが、今回の着眼は捜査を大半三日月に委ねたこと。なかなか本筋に話が進まないことを正当化したのみならず、それをそのまま解決篇のネタ振りにしているあたりが憎い。

 謎解きとしてはいまいちながら、シリーズの1話としては充分に面白かった。ああ、でも来週で第2期も完結です。寂しいなあ。

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