『地球へ…』第9話 届かぬ想い

 物陰で倒れていたシロエを保護したキース。彼はキースが成人検査を行っていない、記憶操作をなされていない人物だと指摘する。動揺しながらも彼をはねつけるキースだったが、サムたちが昨日起きた事件の記憶を奪われていることに気づいて、初めて自らの来歴に疑いを抱く……

 キースにとって大きな節目となる出来事の決着。謎の気配を多く湛えながら、一種ダークな青春物語の趣で進行していて、なかなか深みがあります。少し独り言が多すぎるのが気懸かりですが。

 それにしても、密度からして主人公がジョミーではなくキースに感じられてきたなー、と思ったら来週からはちゃんとジョミーが表舞台に帰ってくるようです。時間を経ても容姿が成熟しない彼は空白のあいだにどんな日々を過ごしてきたのか。

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