『史上最強の弟子 ケンイチ』第四十二撃 長老特急!決死の山篭りツアー

 オーディンに敗北したことで、兼一は精神的にだいぶ追い込まれていた。闇雲に力をつけようとする彼に、これまで弟子をとらず兼一の様子も傍観するだけだった長老が、自分の修行を受けてみないかと提案する。他方、新島率いる新白連合はキサラとの和解を果たし、いよいよ意気軒昂だったが、兼一が留守の合間に、オーディンの放った刺客が動きはじめていた……

 最終決戦を前にしての準備段階へ。このくだり、長老の無茶苦茶さと修行の合理性がうまく溶けあっていて、原作でもけっこう好きなエピソードでした。作画自体はかなり微妙なのですが、これまでとは趣の異なる背景と動きの多さで見せているので、意外と不満は感じませんでした。デッサンが崩れていてなおかつ動かないのがいちばん厭なのね、要するに。

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