『らき☆すた』第19話 二次に本質あり

 夏である。テストなどで好きなものを断った結果、こなたは微妙に禁断症状を起こしていたりする。ゆたかはそんなこなたの本質を理解せずに信頼を寄せている。お父さんきっと娘の育て方間違ってます。

 今回は更にシンプルな小ネタの蓄積。前半は受験勉強の時期にある女の子たちの心理をけっこう巧く盛り込み、後半は何故かこなたと逆ベクトルのオタク・田村ひよりをクローズアップする展開。しかし彼女の悩みは実に若くていい。本物はその段階をとーに超越しているのだよ。

 終始淡々とネタを積み重ねていっているだけなのですが、のっけからの“チ☆チ☆”とかこなたの微妙な位置づけとか、細かな描写が光っていたのでけっこう好印象。しかしスタッフロールを見ると、なんか脚本を用意せずにやってた気がしなくもない。まあそれもアリでしょう。

 なお、冨士の樹海に行くなら是非平山夢明氏をナビゲーターに迎えることをお勧めします。……今年も行ってるのかなあ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました