『電脳コイル』第20話 カンナとヤサコ

 気づけばイリーガルの空間は、めがし屋の周囲にまで拡がっていた。立ち往生する優子たちを救ったのは、メガばあと彼女の弟子であったオバちゃんである。どうにかめがし屋周囲の正常化を果たしたオバちゃんだったが、彼女はまだ外部に古い空間が蔓延していることを察知し、最後の手段に出る。古い空間の、物理的フォーマット――だが、既にハラケンはカンナを求めて古い空間に踏み込んでいる。優子はある決意のもと、オバちゃんと共に霧の拡がる一画へと進む……

 一気呵成にクライマックスに突き進んでます。作画も演出もストーリー展開も凄まじい迫力。前回に続いて、様々な情報が少しずつ意味を持っていくカタルシスは強烈です。まだけっこう回数は残っていると思うんですがこのあとどーするんだろー。……いや、まだ暗躍するあの人とか、隣町のモチーフが大量に残っているのか。

 ともあれ、開かれた古い空間にまつわるエピソードは一区切り、でもまだ最大の謎は残されている。恐らく次回からがラストスパートでしょう。わくわく。

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