今年最後の映画鑑賞。

 しばらく前から、ある趣向を念頭に、今年最後に観る映画だけは心に決めていました。どうやら曙光は見えたものの依然として大変な状況下ですが、心残りを作るのも厭なので、いつもの土曜日とさほど違わない時間に起き出して、外出しました。

 訪れたのは、銀座地区でもちょっと離れた場所にある銀座テアトルシネマ。作品が作品なので、観客の年齢層は高め、かつ映画に慣れ親しんでいそうな客ばかり。最近シネコンや、癖のあるホラーやスリラーが中心になりつつあったため、ちょっと新鮮な気分を味わったり。

 鑑賞したのは何と1967年に製作された映画のリヴァイヴァル上映。ヴェネチア映画祭で金獅子賞にも輝いた、カトリーヌ・ドヌーヴ主演による愛の深淵を描くフランス映画『昼顔』(CK ENTERTAINMENT・配給)。いつも参考にしている映画情報サイトの評に“退屈な女性心理映画”と書いてあったので、途中で寝入らないよう覚悟を固めて観に行ったのですが……どこが退屈なのか逆に解りませんでした。充分面白いではないか。確かに人によっては合わないのでしょうけれど、計算された描写と濃密な雰囲気はそれだけで充分味わいがあります。別の映画の予習として鑑賞した、という側面が強かったのですが、年の締め括りに観るにはいい作品でした。

 ……ちなみに、きのうここでチケットを確保したあとで気づいたのですが、私が今年最初に映画を観たのもこの銀座テアトルシネマでした*1。そして、どうしてもやりたかった趣向の都合上、来年最初の映画鑑賞もここになる予定。企んだわけじゃないのに。

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