『俗・さよなら絶望先生』第2話 まだ明け初めし前髪の/ティファニーで装飾を

 ……糸色先生の教室に、ペリーさんがやって来ました。途端に皆さんが毒電波に冒されて、変な言葉を喋り出してしまいました。

 ……リアルタイムで視聴しなければならない、ということはですね、映像が録画に使用しているパソコンのモニターではなく、普通のテレビに映っているわけですよ。ですから、作業の傍らだと、とりあえず音のみで流れを把握して、要所要所で眺めるというのが普通なんですが……無理だよ! どう考えたって無理だよ!!

 というわけで、表現マニアとしてはもうなんか涎が出そうな趣向尽くしなのですが、しかしどうしたって「ながら」では到底観られない代物です。旧友が登場したとき、バックで何を喋っているのかを必死に聴こうとしてしまいました……作業なんか止まるに決まってるだろ。

 だがこのシリーズ、破天荒に見せかけながら、ちゃんとネタが仕掛けられているのが巧みです。後半の“旧友”はなかなかツボに嵌りました。昔、“旧中山道”というネタがあってね。

 しかし今回全篇通して衝撃だったのは可符香の「このクラスは全員先生のお手つきなので無理でーす」という台詞と、頷く2名でした。ひでえ。本当にひでえ。

 まだ2話目ですが、話としては兎も角、表現としての冴えは異常なので、今回もDVDの購入はほぼ確定いたしました……うああ。

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