『俗・さよなら絶望先生』第13話 鎌倉妙本寺解雇/大導寺信輔の音声/あにいもうと という前提で

 世は節分、例によって糸色先生は追い出された鬼の行方を気にしています。そして案の定、追い出された鬼たちが街に溢れかえるのでした。が、その一部が糸色先生の家(宿直室)に集まり始め、それが理由で糸色先生は解雇の憂き目をみるのでした……

 最終回でもう一回OPをいじる! これが新房クオリティぃぃぃぃ!!! ていうか完成型ってこんなサイケだったんだ! ダンスの場面なんかソロパート追加されてるし! 前回首つり部分だけ切ったのも単に趣向だったんだね?! そして前回危惧していたEDは本当に最後の最後だけ『オマモリ』使用でしかも無駄に手が込んでる! なんて素敵な愚か者だぁぁぁぁ!!

 ……………………………………失礼いたしました。

 こんな実験アニメでさえ最終回の作画はいつもより力が入ってます。ぶっちゃけ無駄に。基本的に省力化を旨としているはずなのですが、全パート作画の枚数がちょっと多めなのにも吃驚。

 そして本篇は相変わらず季節もパートごとの繋がりも無視。先生、クビになった直後になんで暢気に生徒の落語聞きに行ってる。ていうかAパートの出来事完全放置。はじめから全体でのストーリーなんて考えずにネタの投入と細部の精度を向上させることに全力を傾注したからこそそれで許されるのです。何故か3回言う千里とか、細かく擽りどころがあるのも美点。

 最終回だからといってこれといってストーリーに趣向は盛り込んでいないのですが、ちゃんとそれらしいオチは用意してあったので、カタルシスもいちおうはついているのも立派でした。なんだか原作のストックが貯まってから*1普通に三期やりそうですが、とりあえずご苦労様でした、と言っておこう。

*1:あるいは『ひだまりスケッチ×365』が終わってから。

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