『絶対可憐チルドレン』5th sense.「油断大敵!フツー入ってこないよね」

 先週は録画失敗しましたが、本日は無事に動いてくれたので良かった。家にいたので普通に観ましたけどね。

 皆本の提案で、ザ・チルドレン3人も普通に学校に通えるようにするためのシミュレーションが始まった――だが、ロボットの吐いた悪口に薫はあっさり激昂するなど、前途は多難。そこへ更なるトラブルが発生し……

 ……なんか、原作と比べてアホが多すぎる。周囲から否定される怖さを知っている皆本にしては学校というものに対する理解が浅すぎるし、指導もそれを踏まえていない。後半で事件が起きますが、幾らサイバーテロと言ってもあんなに簡単に侵入されるセキュリティの甘さをどうして誰も嘆かないのか。嘆けばどーにかギャグで済んだのに。

 何より、特務エスパーとして困難な事件に繰り返し駆り出されているはずの薫が反エスパー集団“普通の人々”の存在を知らなかった、という不自然なくだりはマイナス。説明しなきゃいけないのは解ってますが、中途半端に薫なんか使うよりその場にいる誰かに言わせたほうが手っ取り早いしギャグにもなったでしょうに。

 シリアスにするにもギャグにするにも練り込みが浅すぎて話にならない。相変わらずそうしてオリジナルっぽく話を進めていくと紫穂がほとんど役立たずになっているのも問題です。何が駄目かって、これをサブのライターではなくシリーズ構成の人が書いているってことで……設定の理解度は低いわ作劇能力は乏しいわ、本当にこれで1年間やるつもりなんでしょうか。

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