アレ以来の、秋葉原訪問。

 現在、作業が大詰めにつき切羽詰まっていますが、しかしこれは前々から楽しみにしていた作品だからと、意地で初日から鑑賞することにしました。今朝も4時ぐらいまで粘って一段落させて、一眠りしたあと、バイクにて西新井へ。空模様が不穏でしたが、日中は降らない、という天気予報を信じて。

 着いてみると、前回来たときにも匹敵する大混雑に吃驚。しかもなんか若い女の子ばっかりだよナニコレ?! としばし足踏みして、よくよく考えて気づきました――『花より男子ファイナル』の公開日だよ今日。まったく関心がなかったから忘れてたわ。まあ、チケットを押さえるのには何の問題もありませんでした。

 鑑賞したのは、初監督作『クラッシュ』でいきなりアカデミー賞作品賞オリジナル脚本賞に輝いたポール・ハギス監督の第2作、実話をもとにイラク戦争の暗部を抉り出した社会派ドラマ告発のとき』(MOVIE-EYE・配給)。何せこれ以外にもいい仕事をしている監督なので、無茶苦茶楽しみにしてました。途中やや中弛みかな−、と思った瞬間がありましたが、しかし終盤で一気に畳みかける精緻なドラマの味わいはさすが。多忙で疲労困憊での鑑賞でしたが、少なくとも気力は恢復しました。

 西新井で映画を観たときはいつも近くにある行きつけの蕎麦屋で昼食を摂るのですが、今日は臨時休業だったため諦めて離脱。秋葉原に遠回りして買い物を済ませ、ついでにファストフードでも買って帰るか、と思ったら、駐輪場に行列ができていたため、やむなくいったん家に帰り、電車で出直して買い物を済ませました。

 多忙に財政難もあってしばらく立ち寄る理由がなく、結果的にあの事件以来初めての秋葉原訪問でしたが、雰囲気はそんなに変わっていないように映る――ただ、例の交差点付近に、慣れない匂いが漂っていたのが気になりました。献花とも思えない、微妙にすえたようなあの匂いは何なのか。

 ……まあ、考え込んでいても仕方ないので、用事を済ませると駅の構内で昼食を摂り、すぐさま帰宅。一眠りして、買ってきたDVDをBGVにして感想を一気呵成に書き上げ、このあとから作業再開。さあ、ラストスパートだ。

コメント

  1. 遊美 より:

    あえてツッこもう。男子だべ。

  2. tuckf より:

    おう。発音通りに入力すると普通に“花より団子”と変換されるのをすっきり失念してました。すぐに修正。

タイトルとURLをコピーしました