前夜祭。

 作業の進捗は少々良くないのですが、とりあえず一段落させるとともに、気懸かりになりそーな映画をまずは消化しておくべく、19時過ぎにお出かけ。いつも夜にやっている家での雑事はちゃんと片付けて、ね。

 当初はバイクで西新井まで出かけるつもりでしたが、予報が芳しくないので電車にて、六本木へと赴く。混み合うので平日はなるべく電車は避けているのですが、今日は暑すぎるせいなのか、それとも人の流れが違うのか、意外と空いている印象。劇場でのチケット確保も思いの外スムーズでした。

 鑑賞したのは、『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督最新作、死に至る謎の病に見舞われた人々の恐怖を描いたスリラーハプニング』(20世紀フォックス・配給)。正式な公開を明日に控えて、前夜祭と銘打っての上映です。何やら本国での評判は悪くなかったようなので、依然として不安を留めつつもけっこう期待して観に行ったのですが――あー、どう言っていいのやら。私は評価するけど、やっぱり駄目、という人の気持ちも解る。とりあえずこれは理由も解らないまま繰り返されていく死の連鎖というヴィジュアルと、それを駆使した恐怖の演出が従来よりも洗練されていることがポイントです。あとは、話の流れをどう想像し感じるか、にかかってくる。合わない人にはどうしようもなくつまらないでしょうし、人によっては終始コミカルに感じられるかも知れない。私はそれなりに評価するんですが、でもまあ、誰も彼もにお薦めしようとは思いません。そんな感じ。

 さて、あと明日にももう1本、たとえクソであったとしても観逃したら後悔しそうな作品があるんですが……どうしようかしら。作業のこともありますが、陽気がなあ……。梅雨が明けたと思ったら、人が映画鑑賞のために動き回る週末に祟っているのはどーいうわけ。

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