久々にタダで鑑賞。

 本日は観たい作品がやたら多く封切られるため、随分と迷ったのですが、上映開始時間などとも相談の結果、作品を見定めて六本木へ。

 このところ、一ヶ月フリーパスがもらえるように、TOHOシネマズ系列で観るときはちゃんと金を払っており、そのために6本観たら1本無料になるサービスのほうは手つかずで、現時点で5本分も権利が貯まっていました。しかしこのあいだの『シャッター』を観た段階で無事に、西新井で一ヶ月フリーパスが獲得できるだけのシネマイレージが蓄積したので*1、しばらくのあいだは無料で楽しむことに。

 選んだ作品は、『ナイト・ウォッチ』シリーズの監督ティムール・ベクマンベトフのハリウッド進出第1作、驚異の技術でもって暗殺を繰り返す組織に引き入れられた青年の数奇な運命を描いたウォンテッド』(東宝東和・配給)。異色のアクション、という意味では楽しみにしていたものの、他国で評価されてハリウッドに渡った監督の作品は微妙な結果になりがちなので、決して期待はしていなかったのですが――これは非常に良かった。『ナイト・ウォッチ』などの良さをきちんと留めたうえで、構成を明瞭にしながらも脚本の組み立ては巧みになり、出世作で描かれていた主題を更に深めた仕上がりになっている。アクション・シーンの爽快感も素晴らしく、充分な満足感を得られました。『ダークナイト』とは別ベクトルの傑作です。

 鑑賞後、例によって近くのラーメン屋で昼食を摂ったあと、銀座にて『落下の王国』のパンフレットだけ購入して帰宅。本当は秋葉原にぐらいは立ち寄るつもりでいたのですが、腹痛の兆候があったためにさっさと切り上げたのです。案の定家に帰ると痛みだし、結果的に夜まで尾を引いて、『鉄腕バーディー DECODE』を観逃す羽目になるのでした……。あとで録画で観ます。

*1:六本木は1.5倍のシネマイレージが必要なので、全然足りません。……それ以前に、かけられる作品の点数が少なすぎるので、六本木でこのサービスを利用する気は毛頭ありません。

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