『安楽椅子探偵と忘却の岬 解決編』

 推理に参加している余裕はなかったのですが、これまでリアルタイムで観られたことが一回もなかったので、初めてちゃんと鑑賞いたしました。

 ……コントだった。

 そもそも明確に視点人物を定めるのではなく、カメラで写されたすべてが手懸かりであり伏線、という趣向なので、これ以外に謎解きを成立させる方法がないのは解っていたのですが、皆さんあまりにはっちゃけすぎ。いや、面白かったからいいんですけど。津田寛治伊武雅刀も愉しそうで。自分が目撃したヒントに気づいたときのリアクションが素敵すぎる。とりわけあの運転手兼雑用係を演じていた俳優さんの、いい声と見た目のギャップ、演技のメリハリが実に印象的でした。

 解決の明快さはいいんですが、問題編だけで2時間もあったせいか、恐ろしく入り組んだミスリードにちょっと苦笑しました。本筋ではないとは言え、劇中で提示される情報だけで推測できないよーな手懸かりはどうなのよ。特にアレなんか関西以外の人間が知るかー!

 しかしまあ、真剣に取り組む時間こそなかったものの、久々に徹底した論理の謎解きが堪能できたので、とっても幸せでした。評判のいい前作も近々DVDリリースされるようなので、買ってみようかしら……余裕があれば……この年末、CDとかDVDとか多すぎるんだけどな……はは。

 それにしても、正解者のなかのトップが50万円なのに対して、肉薄した残り6名がサイン入りの著書か『安楽椅子探偵』前作のDVDって、差がつきすぎではなかろーか。そして投稿者にとってサイン入り著書とDVDのどっちが嬉しいのか。

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