2年半ぶりのみゆき座。

 昨日は一夜限りのイベント上映でしたが、今日は普通の封切り作品を観るためにお出かけ。当初は、すっかり行きつけとなった西新井の劇場にて鑑賞して、いつも通り近くの蕎麦屋で昼食を摂るつもりでしたが、昨日の時点で昼頃には雨という予報、そして起きてみると朝から生憎の空模様だったため、バイクで出かけることが出来なくなり、あっさりと計画破綻。予め考えてあった第2案に従って、日比谷に出かけました。

 先に三省堂有楽町店で急ぎ買い物をしてから、日比谷みゆき座へ。……恐ろしく久しぶりです。銀座界隈の日劇PLEXスカラ座・みゆき座・有楽座・シャンテシネはいずれも東宝系列であり、もともとミニシアター的位置づけにあるシャンテシネ以外は通常ロードショー作品がかかる。そういうものはTOHOシネマズでかかる率が高く、加えてTOHOシネマズ西新井は映画館のほとんどない地域にあるせいか、1日1回とか回数を絞りつつ多くの作品を網羅している。結果、ロードショー作品はほとんどTOHOシネマズで用が済み、公開規模が縮小されたときなどに使われることの多いみゆき座に立ち寄る機会は減る、というわけです。調べてみると、最後にここで鑑賞したのは2年半前、2006年5月の『ピンク・パンサー』でした。……やあ、アメリカでは間もなく2が公開されますね。

 ともかく、そんな久々の劇場で鑑賞したのは、ジョージ・クルーニー監督&主演作品、1925年のアメリカン・フットボール業界の実情と、それを背景に、ベテラン選手と新聞記者との恋愛を描いたコメディかけひきは、恋のはじまり』(東宝東和・配給)。散見する感想では、クルーニー作品としては“?”という感じだったので、あくまで彼の映画のファンだから押さえておこうかな−、ぐらいの気持ちで観に行ったのですが、充分に良くできた映画でした。お洒落でコミカル、当時のフットボール業界や社会情勢を巧みに織り込みながら、最後まで深刻にならず印象も清々しい。ジョージ・クルーニーは「愛される作品になること」を念頭に作ったそうですが、本当にそんな感じの仕上がりでした。かなりお薦めです。

 鑑賞後は毎度の如く、近くの讃岐うどんの店で昼食。……今日はなんだかマクドナルドのグラコロが食べたくて、店の前でしばし悩みました。食後、電車にて秋葉原で途中下車し、ちょっとしたお買い物と価格の確認をして帰宅。出かける前から少し腹具合が怪しく、出先では乗り切ったのですが、帰宅後断続的に調子が悪くなって、『地獄少女 三鼎』は冒頭を見逃してしまったので、感想は後日に。まあ、だいたい成り行きは解ってるんですけど。

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