今年のクリント・イーストウッドは2本公開。

 今日は朝から色々ありましたが、とりあえず納得のいく形に収まってくれたし、説明し出すとすんごい長くなりそうなので省略。夕方、観た映画についてだけ触れます。訪れたのは、このあいだTOHOシネマズに組み込まれたばかりの日劇

 作品は、70歳を超えて未だ創作意欲が衰えず、それどころかまだキャリアの頂点を更新し続けている巨匠クリント・イーストウッドの、今年は2本日本公開が決まっているうちの1本目、1930年代のロサンゼルスで実際に起きた事件の顛末を、アンジェリーナ・ジョリー主演で描いたドラマチェンジリング』(東宝東和・配給)。私にとってイーストウッドは既にハズレなしの監督になっているのでそもそも心配はしておらず、題材も私好みだったので公開をとてもとても楽しみにしていたのですが……今年は期待がほとんど裏切られません。これも傑作でした。むしろクリント・イーストウッドが神のように思えてます。一糸乱れぬ完璧な作りで、主演のアンジェリーナ・ジョリーもこれでアカデミー賞にノミネートされたのは至極当然の名演。今年はほかの作品があまり日本で公開されていない状況なので判断しきれないのですが、個人的にはブラッド・ピットとの夫婦*1同時受賞もあると思います。

 次は4月、どうやら自らが主演する最後の映画になると公言しているらしい『グラン・トリノ』ですが、こちらも期待しておきましょう。

*1:入籍していないので正確には“パートナー”と呼ぶべきですが、まー来日したときも子供込みで一緒だったので、同じようなものでしょう。

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