(重複して鑑賞したのを除いて)100。

 『ウォッチメン』『チェ 28歳の革命』の重複して鑑賞したぶんを除いた、劇場で観た純粋な作品数が今日でもって100本に達しました。先週の『劔岳 点の記』と同様、節目に相応しい、と思っていた作品が本日封切りとなるので、満を持して劇場へ。

 目的地は恵比寿。陽気はいいし、前回訪れる際に駐輪場も発見しているので、思い悩みもせずに出発。

 ――したのですが、前回と同じ場所で道を間違え、到着が想定よりも遅くなった上に、前に来たときより定期利用のスペースが増えていて、とっくに埋まっている。幸いに、近場にもうひとつ駐輪場がある、という案内図があったのでそれに従い移動、無事に駐められたものの、狭くてやたら駐めづらいし、劇場のある恵比寿ガーデンプレイスとは、恵比寿駅を挟んで真逆の位置にある……やっと劇場に辿り着いたときには、既に開場してました。ここはスクリーンに飲食を持ち込めないので、ロビーにて急ぎ水分補給。席に着いてしばらくはひたすら汗を拭くのでした。

 作品は、名バイプレイヤーとして知られるリチャード・ジェンキンスの、40年に及ぶ俳優人生を通して初めての主演映画、孤独な大学教授が違法滞在のカップルとの交流を経て心を開いていく様を静かに情緒豊かに描きだし、アメリカで予想外の大ヒットとなった扉をたたく人』(LONGRIDE・配給)

 期待していたよりもエピソードの積み重ねがやや淡泊で、あまりカタルシスのある終わり方ではない。でも、911以来閉塞していた人々の心に強く訴えかける物語なのは確か。アメリカでじっくりと受け入れられたのも納得の名品です。調べてみると本当に色んな映画でお見受けするリチャード・ジェンキンスの演技も素朴かつ洒脱、その変化や感情の発露に凄まじい説得力があって圧巻でした。

 鑑賞後は、駐輪場の近くにあったラーメン屋で昼食を摂ると、行きですっかり疲れ果てていたこともあってまっすぐ帰宅、夕方まで潰れてました。基本、日中に映画を観た場合はその日のうちに感想を書き上げる習慣ですが、目醒めたあとでiPhoneにトラブルが発生、解決手段を探るのに時間を費やしてしまって、現時点でまっったくの手つかず。記念すべき100本目の劇場鑑賞作品の感想は、明日に持ち越します。

 なお、年200本は目指しません。あとは気楽に観ます。

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