レンタルDVD鑑賞日記その55。

 プリキュア5、最初のシリーズ完結巻です。最後のピンキー回収から、カワリーノ&デスパライアとの最後の戦いが連続して描かれる第46話から第49話まで4話を収録。

 基本は1話完結、長くても前後篇でしたが、クライマックスはさすがにひと続き。決しててきとーに話を運んでいたわけではなく、予め伏線も張ってあって、クライマックスらしい大きな感動を呼ぶ仕掛けがしてある。非情極まりないカワリーノの行動も、最後の最後である意味自業自得な展開が用意されているのが巧い。ちょっとデスパライアさんが素直すぎるきらいもありますが、まとめ方も綺麗で、満足感のある最終回でした。

 終盤に相応しく、4話続けて絵も演出もレベルが高い。ただ……肝心の最終回よりも、1個手前のほうが私には好ましく見えたのがちょっと残念。EDのクレジットを見ると、最終回にはちゃんと主力を投入していたようで、恐らくは私の好みの問題なんでしょうけど。

 最終巻なので普通、最終話のあとに予告篇はないはずですが、この作品は次のシリーズに繋がっていくので、巻末も予告篇になっている。そして最後の最後でも、やっぱりのぞみは決め台詞をちゃんと言い切ることが出来ませんでした。……『GoGo!』でもこの調子なんかなあ。

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