『Dr.HOUSE Season3』第4話 カーペット闘争

 自閉症の少年が異様な絶叫を上げた、と心配した両親が、方々の病院を訪ね、遂にハウス医師のもとに辿り着く。フォアマン医師たちは他の病院と同様、自閉症の症状のうちだと判断するが、ハウス医師は子供のために仕事をやめて面倒を見ている両親の言葉に耳を傾け、様々な検査を試みる。疑問を持ったままチェイス医師たちは従うが、やがて少年は次第に深刻な病状を示していった……

 鑑賞したのは先週末ぐらいだったのですが、先日までテレビ放送分の感想をアップしていた水曜朝まで取っておこうと思い、改めて書こうとしたら、何と今回の患者についてすっかり忘れており、いま横で流しながら書いていたりします。

 何故かというと、患者のエピソード以上に、もうひとつの軸であるハウス医師のオフィスのカーペットについてのやり取りが面白すぎたのです。前シーズン最終話に自分の血で汚れたカーペットを取り替えたカディ院長に怒り、元に戻すまでオフィスは使わない、と言い出すのですが、そのために様々な場所を部下たちとのミーティングに使用する。ナースステーションにウィルソン医師のオフィスはまだいいほう、最後にはとんでもない場所を占領していて、もー愉しいったらありません。検査の手段が手段なので、行く先々で嫌がられるし。

 無論、ハウス医師がカーペットに固執するにはそれなりの真意があり、最後で明らかにされると、色々と頷けるものがあるのは見事。そして、その直後に描かれるサプライズは、このシリーズには珍しい、医療ドラマらしい感動をもたらしてくれます。妙に戸惑っているハウスの姿が新鮮でした。

 既に次の話も鑑賞済ですが、てきとーに間を置いてアップします。

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