レンタルDVD鑑賞日記その106。

 のぞみがりんの弟妹の家庭教師に挑む第22話から、プリキュア5の敵陣潜入を描いた第23話、24話までの3話を収録。

 だいたい折り返しの時期になると何らかの新展開が用意されます。このシリーズも同様で、敵地潜入に加えて新しい力の登場。その分だけ絵作りに力が入るのもいつも通り。それ故に、後ろの2話は映像的な見せ場に欠きませんでした。

 ただ、ドラマとしての盛り上げはいまいち。既に1シリーズを終えたあとで、ひととおりの感情的ドラマは経験してしまったあとだけに、全体に反復という印象の濃いこのシリーズですが、特に友情や信頼関係のドラマについては、通常のエピソードでも繰り返されているだけに余計インパクトが弱まっている。もっと違う軸が欲しかったなー。

 先行する第22話は、絵のクオリティという意味ではだいぶ劣るものの、その分まだ新味がある。何せあののぞみが家庭教師をやるという――いくらココの影響で教職を志すようになった、という前シリーズから引き継いだ設定があっても、この段階ではムリがある。しかしもその無理の範囲内で努力しているのが、ちゃんとドラマとして活きています。実のところ、作中で語られたひまわりの知識って、今では異論もあるはずなんですが、まあそのくらいは許容範囲。

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