鑑賞報告

 作業が一段落し、早速次の作業に着手――する前に、脳味噌のリフレッシュ及び宿題の消化です。先日のイベントで貰ったDVDを、予習がてら鑑賞。

 予習と言ってもシュワルツェネッガーは好きでしたから1回は観ているはず、と思いつつ流してみたら、ほとんど記憶がないので、どうも初めてだった可能性が高い。まあ、昔は本当にホラーはおろか血の出る映画も嫌いだったからなあ。

 しかし、序盤40分ぐらいはゲリラ戦を題材とした戦争アクションという趣。鏤めた謎で引っ張りつつ、アクションで魅せる――という感じだったのが終盤でいきなりSF的要素を交えたスラッシャーになる、というのは当時としては逆に斬新な発想だったかも。この時点では“プレデター”という敵役の背景を一切語っていないのも巧い。果たして、多くの設定があらかじめ決めてあったのかも疑問ですが、そこを膨らませる面白さを感じさせる、という意味では、やはり魅力的な作品だったと言えるでしょう。

 ――でも、こういう素材ならたぶん、ロバート・ロドリゲスのほうが扱いは巧い。製作という一歩引いた立ち位置ながら、抜擢された監督もこういうのは得意のようですし、リメイク版である『プレデターズ』への期待が膨らみました。……ただ、私は初日には観に行かない可能性が高いんですけど。今週10日、私にはもっと優先したい作品があるのです。

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