Into the Dream

 本当は先週の土・日・月に行われた先行上映で観たかった作品、周囲の評判があまりにいいので尚更に期待が高まり、もはや意地で初日に劇場に馳せ参じました――というか一昨日の時点で気持ちは固まっていて、『必死剣鳥刺し』のチケットと一緒に押さえてあったりする。そんなわけで今日も今日とて炎天下、自転車にて西新井へ。

 鑑賞したのは、『ダークナイト』で映画史に金字塔を打ち立てたクリストファー・ノーラン監督が自ら脚本を手懸け、レオナルド・ディカプリオを主演に迎えて撮ったSFアクション・サスペンスインセプション』(Warner Bros.・配給)

 予告篇で提示された異形のヴィジュアルだけでも充分期待は高まっていたのに、更に煽られ膨れるだけ膨れた期待を、見事に凌駕する素晴らしさでした。魅惑的な導入、特異な設定をうまく観客に呑みこませる構成、そして“夢の中の世界”という設定を徹底的に活かしたアクションと、重厚な仕掛け。終始見応えがあり、掘り下げ甲斐のある結末まで一筋縄でいかない大傑作でした。ストーリーとして優れていながら、映画館で観る価値のあるヴィジュアルまで備えてますので、シンプルな娯楽大作に飽き足らない、という人は是非とも劇場まで足を運んでください。それだけの価値はあります。

 行きつけの蕎麦屋――は一昨日お邪魔したばかりなので、今日は自宅に戻り、近所のコンビニで購入したお弁当で昼食を済ませました。それにしても、だんだん西新井までの道程を自転車で走るのに慣れてきたのか、携帯電話に搭載されている万歩計の数値が前よりも少なくなっているし、疲れもさほどではありません。いずれバイクは購入しようと考えているものの、西新井あたりまで、或いはよほど時間ギリギリの出発にならない限りは自転車を中心にしようかなー。

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