レンタルDVD鑑賞日記その133。

『不死鳥編』と同時にリリースされた続篇です。目玉は、『怪談新耳袋殴り込み!』で再現に成功した、あの伝説的な怪奇映像のオリジナルとそれが収録された背景が語られていることと、北野誠氏自身が現地に何度目かの再訪を果たした一部始終を収録していること。半分以上の尺を費やして描かれるこの部分だけでも、怪奇ドキュメンタリー愛好家は触れておいて損はないです――ほとんど知っていることだとしても。

 で、その終盤、問題のKホテル再訪の映像のなかに、発売されたあとで不可解な点が発見された部分がある。くだんの映像が収録された4階から更に上に行く階段を発見して、向かおうとしているくだり、北野誠氏と同行の女性タレントとのあいだ、かつて窓があったと思われる空間に、カメラを睨みつける白い女性の姿らしきものが見えるのです。

 9月頃に北野氏がテレビ番組にて自ら報告されていたのをたまたま目にして以来、直接確かめる機会を窺ってました。ようやく確認したのですが――DVDに収録されている映像の解像度ではいまひとつ解りにくい。確かに何かいるような印象ですが、ちょっと不鮮明なのです。恐らく、オリジナルの素材を検証すれば、もっとはっきりと見えるのではないかと思うのですが……その辺は、きっと発売されるはずの続篇で扱われることを期待しましょう。

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