レンタルDVD鑑賞日記その165。

 昨日の『デッドエンド 暗戦リターンズ』と共に某氏にお借りしたもの。何年かにいちどバナナマンが行っている、傑作ネタばかりを再演するライブのDVDを、発売済の2本に2010年度の最新巻と特典ディスクを加えてボックスセットにしたもの。

 某氏が盛んに薦めるので、では、とお借りして鑑賞しました。作業の傍ら眺めるくらいでも……と言われたのですが、無理でした。面白すぎて集中力奪われます。だから借りてから半月以上費やして、ちょこちょこ鑑賞していたわけで。

 テレビではかけられない長尺のネタが中心なのですが、いずれも話の仕掛けが緻密。序盤の奇妙なシチュエーションの真相が終盤で明らかになるなど、笑いのツボを押さえつつも心なしかミステリっぽいものを感じます。某氏のお薦めは『ルスデン』で、これは確かにサスペンスタッチの極北なのですが、個人的には詭弁の極み『pumpkin』や、まともな話のはずが狂気の沙汰になっている『Destroy the composition』、陰と陽の転換が鮮やかすぎる『ハナからのハジマリ』がお気に入り……って私のお気に入りはほとんど最新巻収録の奴ばっかりだな。

 何にせよ、某氏がハマるのもとてもよく理解できる、上質のコントばかりでした。他のソフトを借りてみたい、どころかそのうちライヴを生で鑑賞したくなっている私がいる。

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