レンタルDVD鑑賞日記その172。

  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ41』(BROADWAY・発売)

 久々にちょっといい感じ。いちど棚上げにしていたエピソードが意外な形で蘇ったり、別のルートから判明した事実で異様さが補強されたりと、従来のパターンを逸脱したものが多めで、ここしばらくの巻ではいちばん充実した印象。前後篇のエピソードや、続き物を盛り込んでいないことも、この場合は好感を覚えます。

 ……しかし、シリーズを続けて追い続けている者には、本篇より次巻予告のほうが気になります。いったい何があった?!

 クリント・イーストウッド関連作品攻略の一環として鑑賞。もう詳しい感想は書き上がっているので、すぐにアップします。……実はこれと続く『アイガー・サンクション』のために、久々にネット宅配レンタルの利用を再開していたりする。だって、これだけのために新宿とか渋谷とかのTSUTAYAまで足を伸ばすのはあまりにしんどいんだもの!

 食事しながら鑑賞してました。ホラー映画監督のもとに寄せられた奇妙な映像を紹介するシリーズ第3弾、今回は福澤徹三氏がノヴェライズを手懸けていた『オトシモノ』の監督であり、綾辻行人氏原作『Another』の監督としてもアナウンスされている古澤健氏がプレゼンター。

 これまでは映像の中にけっこう具体的な怪奇現象が織りこまれていましたが、本篇は全体の雰囲気、展開が異常、という作品2本。それだけに、観ているあいだはちょっと首をひねりますが、あとになると妙にインパクトを増すような内容です。1本目など、映像そのものよりもそのあとの、監督が電話で聞き取りをしている際の「はい、解りません」という台詞のほうが印象的でした。

 全体としては細かく文句をつけたいのですが、2作目よりは格段にこちらのほうが興味深い内容でした。

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