まだジャック・バウアーではない。[午前十時の映画祭(39)]

 今週、来週と初夏の不安定な陽気が始まっていて、天気予報はほとんど曇りか雨。最悪、電車を利用するしかない、と覚悟を決めてSuicaにチャージしたりしつつも、今週はとりあえず水・木は晴れ間が覗きそうな様子だったので、この2日に午前十時の映画祭2作品を押さえることにしておりました。ある理由から、《青の50本》は2番目、にすることにしていたので、今日は《赤の50本》を鑑賞するべく朝から日比谷、TOHOシネマズみゆき座へ。

 今週の《赤の50本》は、スティーヴン・キング原作、子供たちの冒険を描いた不朽の名作スタンド・バイ・ミー』(コロンビア配給)。さすがにこれは地上波で観ているし原作も読んでいる。しかし久々なので、細かいところは覚えていない……と思ったら、途中でゴーディが語る奇妙な復讐の話だけはすごくはっきりと記憶していて驚きました。しかし、色々と映画を観たあとだと、シンプルな話を優れた表現で彩っているのが解って、名作と呼ばれているのは伊達じゃない、と実感できます。若き日のジャック・バウアー、もといキーファー・サザーランドが出ているのはともかく、意外なところにジョン・キューザックがいたのにも驚いたり。

 鑑賞後、神保町シアターに寄り道して、来週から始まる日本ミステリ作家クラブ10周年記念上映のチラシを頂戴してきました。私が利用している割引はこの劇場でも適用されることが解ったので、心置きなく愉しめるぞー! もともと料金設定低めなので、恩恵はほんのちょっとではあるけどさ!

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