ショーン・コネリー版ボンド(たぶん)初体験。[午前十時の映画祭(42)]

 午前十時の映画祭《青の50本》、今週は最終回での駆け込み鑑賞です。予定が詰まっていた、というわけでは――ないこともありませんが、それ以上に今日の作品はなるべく大きなスクリーンで観たかったので、最近メインで使われている1番スクリーンではなく、やや大きめの2番スクリーンを用いている今日観ておきたかったのです。天気予報も今日は前々から好天と言っていましたし。

 今週の作品は、現在に至るまで続く人気スパイ・アクション・シリーズ、その礎を築いたショーン・コネリー版の第2作『007/危機一発』(日本ユナイテッドアーティスツ配給)。現在では『ロシアより愛をこめて』の副題で知られる作品ですが、初公開時に水野晴郎氏がつけたというこの思い切った邦題も一部では愛されているようで、色々なところに敬意を表してこう記します。

 とは言い条、最近のシリアス路線とも異なれば、やっぱりのちの盛大に漫画チックになった作品と比べてもどこか迫力に乏しいのは否めない。ボンドもいまひとつ腕利きに見えません。しかし、先の見えないストーリーや、趣向に満ちたアクションは見応えがありますし、やはり未だに最高と言われるショーン・コネリーのボンドは魅力充分。ただ個人的には本篇よりも、あまりに華麗なタイトルバックのほーに感激しましたが。

 鑑賞後は毎度の如くうどん屋に立ち寄って昼食。夏の特別メニューが出てましたが、いつも頼んでいるのを先週は注文しなかったので、今日はどーしてもそちらが食べたい気分だった故に次回以降に。

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