ワーナー・オンデマンド初利用。

 週末は封切り日。まだフリーパスの期間中ですし、喜び勇んで映画館へ駆けつけ――たいところでしたが、昨日同様に不安定な空模様、それに毎度のあのチケットが10時から発売開始となるし――等々、諸々の条件を考慮して、本日は映画館詣では取り止め。チケットと、昼飯を買いに行く以外はほぼ家にいました。

 が、土曜日に何も観ないのはどーも落ち着かない。どうにか感想を2本仕上げたあと、いままでとは違うところで映画を鑑賞してみた。

 しばらく前に、映画専門のコミュニティ・サイトGacchiがオープン記念に、入会者にワーナー・オンデマンドにてレンタルで1本鑑賞可能な400ポイントを進呈する、というキャンペーンをやっていました。そのときに入会して、ポイントを獲得していたのですが、これが実は期限付きで、今月末で使えなくなってしまう。来週以降はフリーパスをフル活用して封切り作品を出来る限り押さえるつもりで、利用する時間がなくなりそう、と思い、本日はこれを利用して鑑賞してみたわけ。

 選んだのは、今年4月に公開された、実話に基づくホラー映画ザ・ライト 〜エクソシストの真実〜』(Warner Bros.配給)。劇場公開時に観逃したのをけっこう公開していて、映像ソフトがリリースされたらなるべく早く借りて観よう、と思っていたのです。17日のソフト発売と同時にオンデマンドでもセル・レンタルが始まったので、ものは試しと利用。

 映画自体は大変に私好みでした。“悪魔祓い”の迫力に名優アンソニー・ホプキンスの凄みも存分に堪能できるうえ、ちゃんとドラマとしても構成が出来ていて、ホラー的な演出も堂々たるもの。『エクソシスト』などと比べると小綺麗にまとまってしまった感はありますが、私はけっこう評価してます。

 が、問題は再生のクオリティ。ブラウザのプラグインを用いた再生であるため、画質向上のためのエンジンを組み込んだDVD再生ソフトの画質に馴染んでいると粗すぎる。そのうえ、席を立つために一時停止すると、再生を再開してしばらくあと、突然先に進まなくなったりする。レンタルで400円という価格ですが、同程度の額でDVDを借りた方がよっぽどストレスが少なくて済むことを思うと、はっきり言って快く利用したくなる水準ではありません。ブルーレイ版も発売されているので、そっちで観れば良かった。オンデマンド版は、自宅で途中まで鑑賞したあと、携帯電話での視聴も可能、というサービスもしていますが、DoCoMo限定なのでauユーザーである私には関係がない。

 今回は実質無料なので諦めもつきますが、正直なところ、このクオリティではわざわざお金を払って鑑賞したいとは思わない。もうちょっと、サービスの仕方を練った方がいいのではないでしょうか。

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