死ぬかと思った。

 上のツイッター投稿のログでもちらっと触れてますが、昨日のその後の展開をざっと記します。

 19日は、夕方からUN-GO episode:0 因果論』(東宝映像事業部配給)を観ることに決めておりました。現在フリーパスを取得してありますが、特別興行という位置づけのため適用されず割引もなし、それなら普通にネットで購入しても料金は他の方と一緒だ、と思い、発売開始直後に購入しておりました――翌日には売り切れていたので、この判断自体は間違っていなかった。

 劇場はTOHOシネマズ渋谷、しかし天気予報がだいぶ前から告げていたとおり生憎の空模様なので、電車にて移動。

 はじめのうちは、ちょっと怠いな、という程度だったのです。しかし、次第にひと駅ひと駅の間隔が長くなっているような心境になってきた。最初の駅で購入したペットボトルのお茶で気分を紛らわそうとするも、却って不快感は増してくる。

 新宿駅まで辿りついたところで、とうとう辛抱溜まらなくなって、いちど電車を降りた。座りこむもなかなか気分は良くならず、やむなく駅の事務所を訪ねて、少し横にならせてもらう。これは澁谷まで辿り着けないか、と危ぶみましたが、20分ほど横になったところで若干気分が改善したので、踏ん張ってもういちど電車へ。

 移動しているうちにまた気分が悪くなってきましたが、映画館に着けばとりあえず座れる、と足を漕ぎ、どうにか到着。予告篇が始まっていましたが、なんとか本篇は鑑賞出来ました――買ったコカ・コーラはほとんど喉を通りませんでしたが。映画のほうは、かなりオカルト風味が色濃かったものの、ミステリ読みにはいちいち痺れる部分があって、堪能いたしました。映画を観るために急いで録画したぶんを鑑賞しておいたのですが、このシリーズ、かなり好きです。

 当初はついでにもう1本観るつもりでいたのですが、正直なところ、座っているだけでも辛い状態だったので断念。家人に予定より早く帰る旨電話連絡して、ふたたび電車へ。いつもは基本的に立って乗っているのですが、あまりにしんどいので、席が空くと飛びつくように着席。

 家に着くと、両親の部屋でしばし沈没――実は2日ほど前に、父が嘔吐を伴う不調を訴えていたうえ、私が昼寝していた時間帯には母も昼食を戻していたらしい。つまり、父から母、私の順で感染・発症していたようなのです。『コンテイジョン』かよ、と妙な符合に別の意味で気分が悪くなった。

 少し横になったことで、また若干ながら気分が改善したので、お粥を1杯だけ食べて薬を服用、とにかく寝てしまおう、と、ようやく20時を過ぎたばかり、という時間に就寝。

 このあと、2回戻しました。

 1回目は、帰宅後に食べたものだというのは明白だったのですが、2回目に戻したものを自分で確かめて、まー驚いた。コンビニの鍋焼きうどんを食べていたのですが、その麺や具材が形を留めた状態で戻している。どうやら、お昼前にはかなり本格的に具合を悪くしていたのに、いつもと同じ調子で流しこんだため、そうとう負担になっていたようです。2度目の嘔吐は、ほとんど腹の底から放出しているような感覚で、本気で「俺、やばいかも」と思いました……

 しかし、2度の嘔吐でもう出すものはなくなってしまったようで、少なくとも吐くほどの不快感は覚えなくなった。強烈な倦怠感や頭痛に悩まされ、何度も目を醒ましながら、とりあえず翌朝までやり過ごす。

 とにかく寝続けていたことが幸いして、今朝にはだいぶ復調しました。依然として食欲はない、しかし身体のなかに何も入っていない状態だったので、とにかく流しこもう、と両親共々ゼリー状の食品を摂ってやり過ごした結果、現在はだいぶ落ち着いてきました。夕食はさほど喉を通りませんでしたが、時間が経ってから物足りなくなり、先刻小さなカップのワンタンを食べたぐらいです――とにかく腹が空いているのです。

 目下、悩んでいるのは明朝のこと。まさか1日でああも体調が崩壊するとは思っていなかったので、金曜日深夜のうちにチケットを押さえてしまっているのです――もう頭痛もしなくなっており、症状は若干の胃の痛みと倦怠感ぐらいなので、明朝にはもっと復調しているのでは、と思うのですが……と、こんなことを悩んでいる時点で、だいぶ恢復したのはお解りいただけるでしょうけれど。

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