レンタルDVD鑑賞日記その233。

 大成龍祭2011は終わりましたが、決意したとおり、可能な限りジャッキー・チェン出演作を鑑賞しようと思います。まずは、ロー・ウェイ監督に見出されるよりも前、19歳のときに初めて武術指導もかねて出演した映画。不運なタクシー運転手と悪党たちの戦いを描く。

 ……よもや、ロー・ウェイ時代より酷いとは思わなんだ。ストーリーはぐちゃぐちゃだしアクションに見せ場はないし、変に撮り方には凝っているのにストーリーもアクションも魅力的になっていない、という。ジャッキーの動きそのものはさすがにキレがありますし、小道具を用いた戦いなどに後年のスタイルの兆しが……というのは好意的すぎる見方で、いちおうラスボス扱いですが最後まで小悪党なので見所はほとんどない。それこそジャッキー作品をぜんぶ押さえたい、という人だけが観ればいいと思う。

 なお、イーストウッド作品はなるべく製作順に鑑賞していますが、こっちは手に入った順に鑑賞するつもりです。なるべく古いものから現代に近づいていこう、とは思いますが、まだ残っているロー・ウェイ作品を観たあとで、きっとたまらなくなって『酔拳2』とか『レッド・ブロンクス』とか借りてしまうに決まってるから。

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