なくてもあんまりエロくない。

六本木で観てきた。 第2回午前十時の映画祭が終わったことで、行きつけになったうどん屋に立ち寄りにくくなったので、理由を見つけたらなるべく六本木で朝一に観ることにしています。今週もいい理由が見つかったし、ちょうどTOHOシネマズデーで、ネット経由でも1000円でチケットが押さえられるため、早めに席を確保して、朝から自転車でお出かけ――それでも開映が10時40分だ、というだけでだいぶのんびり。

 鑑賞したのは、ドラゴン・タトゥーの女 R-18+バージョン』(Sony Pictures Entertainment配給)。日本での一般公開では、一部のシーンに極端なほどでかいモザイクがかかっていて、あれはやりすぎだろ、という評判が立ち、モザイクなしでの公開を望む声がちらほら聞こえていました。それに応える形で、六本木にて1週間限定で、R-18+という高いレーティングで上映されることになったわけです。正直、モザイクを取ったところで大差はない気はしましたが、もう1回劇場で観ても惜しくない作品でしたし、六本木を訪れるいい理由になるので、出かけた次第。TOHOシネマズデーということもあって、平日午前中とは思えないくらいの大盛況でした。

 ……まあ、結論を言えば、見出しのまんま。モザイクなしでも別段、卑猥には感じない。むしろ婉曲に描いている部分のショックが帰って強まった気がします。特にハリエットが暴行野郎に反撃するくだり。しかし、1ヶ月程度しか間が空いていなくても充分すぎるくらいに面白い。伏線を細かく確かめながら鑑賞しても破綻がなく、改めて唸らされました。そしてやっぱりオープニングが痺れるくらい格好いい。

 鑑賞後は、いつも通りうどん屋にて昼食を摂り、あれこれ用足しをしてから帰宅――開映が遅ければ終映も遅め、そのうえこんなに寄り道をすれば家に着くのが遅くなるのも道理で、もういいや、と昼寝を省いた結果、案の定眠気に苛まれて、もうそろそろ限界が近づいております。今日はもー作業は無理だ……。

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