『Dr.HOUSE Season2』第10話 届かない言葉

 特に書くネタもないので、ふと思い立って、途中で止まったままになっている『Dr.HOUSE』の感想を再開してみます。手許にこのあと4期ぶんの資料があるので、その気になれば3ヶ月ぐらいは続けられるぜ!

 ルポライターフレッチャー・ストーンが、世話になった編集者グレタの退職パーティで、スピーチの途中に昏倒、頭部打撲の影響で、失語症に陥ってしまう。ハウス医師が病院を空けているなか、チームはフォアマン医師を中心に診断に当たるが、会話の成立しないストーンの診断は困難を極めた。出先で部下たちの窮地を察したハウスは、飛行機が雪で遅延するなか、電話越しに診断に手を貸す――

 医療ミステリーではありますが、正しい形で出て来ない言葉の意味を探る、一風変わった謎解きの様相も呈している。そして、患者の背景がそのままハウス自身の身辺と絡んでくる、お馴染みの方法論も堂に入っている。

 感想を書くために久々に観直している現在、こっちは既にシーズン5の後半に入っているため、ステイシーとその後どうなったのかも知っているだけに、本篇の展開は何とも切ない。そして、まだこの頃は平穏ですらありました。

 そろそろ作業が一段落するので、また映画感想を再開する予定ですが、今後もネタがなくなったときにこれで埋めていきます。そんなペースでやっていて、いったいいつになれば追いつくのかは謎ですが。

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