レンタルDVD鑑賞日記その297。

  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ49』(BROADWAY[発売])

 夏の恒例3ヶ月連続リリース完結。岩澤くん、というか岩澤演出、だんだん板についてきたようです。だいぶ安定してきた。単発の映像もなかなかのセレクトですし、肝心の連作もけっこう強烈。毎度ながら因習か、とか気になることはありますが、黒狐の話や菊池演出補失踪のときのようなどっちらけ感はなく、曖昧さを留めながらイヤな後味。出だしの強烈さには及ばないものの、かなりいいレポートだったと思います。

 ……しかし、協力者が発見したことを素直に話してくれない、という状況は何とかするように努力してね。完全に人望の問題になってるから。

 こちらも夏場につき連続リリース中。既に10巻が出ていますが、借りるときの都合でとりあえず9巻だけ。

 力が入っているのは『ほん呪』同様ですが……どうもこっちは、力むあまりに踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまっている感が強い。自分で内容を完全にコントロール出来ないまでも、編集の仕方による後出し感ぐらい押さえないと、あんまりいい印象は持たれませんぜ。

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