爆笑問題withタイタンシネマライブ#19。

TOHOシネマズ六本木ヒルズ、エントランス前の看板。 すっかりクセになってしまったタイタンシネマライブ、またしても行ってきました。夕方からいつものTOHOシネマズ六本木ヒルズ、ではなく、川崎へ。何故今回に限ってそこまで遠出する羽目になったのかと言えば、たぶん東京国際映画祭が開催中だからでしょう。この間、六本木では通常の映画は最後の土日を除いて、一般作品を上映しません。シネマライブは一般上映ではありませんが、まったく導線の違う映画祭の客と一緒に捌くのは難しいからでしょう。幸か不幸か、川崎は何度か訪れていて、劇場までならもう迷う恐れもありませんから、今回もちゃんと予定を組んで訪問。

 シネマライブとしては19回目ですが、タイタンライブとしては100回目の節目となる回だということで、いつにも増してゲストが豪華です。東京03キングコングザブングル麒麟、更にはキャイ〜ンまで登壇する。テレビではよく観ていても、最近はネタ番組が減っているうえ、そもそもネタ番組に頻々に登場する面々ではない。新鮮でありながら、しかしあちらは何だかんだでやっぱり巧い。最後のあいさつで「あまりに笑ってくれるから、もっと続けたかった」という麒麟も間違いなく良かったのですが、私にとっていちばんの収穫は東京03でした。シチュエーションは有り体、使っているフレーズ自体も何ら特異ではないのに、構成の妙と優れた間の取り方であそこまで笑わせるとは。バラエティ番組でいまひとつ振るわない姿が印象に残ってしまってるんですが、やっぱり王座に輝くだけのことはある。

 タイタン所属のメンバーで、いちばんインパクトが強かったのは、やっぱり長井秀和でした。今年、このライブに何度も足を運ぶうちに、このひとのイメージは私のなかで危ない方向に固定されかかってましたが、今日はそういう喋りはいっさい封印。本当に、いっさい口を利かず、ひたすらパントマイムで魅せたのです。実はパントマイムの第一人者という人物の孫弟子にあたるんだそうで、道理で達者なわけだ。ネタ自体はお下劣でしたが、しかしこの人はやっぱりクセモノだ、と改めて実感しました。

 ライブ100回記念ということで今回は2日連続、爆笑問題以外は全メンバー入れ替えで、あした再度行われます。今日は立川談志師匠が在りし日にこのライブに参加した際の録画映像というかたちで参戦――この趣向は明日も行われるそうですが、それ以上に、あのコント赤信号が新ネタをひっさげて登壇するとのこと。ええ観に行きますとも。

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