レンタルDVD鑑賞日記その345。

 3月くらいにリリースされていた最新巻です。自殺の瞬間を捉えた撮影スタッフが現場に駆けつけて恐怖の体験をする一部始終や、怪奇現象の多発する家の天井裏に隠されていた秘密、など。

 他の『ほん呪』フォロワーのような冒険に走り過ぎもしなければ、まるっきり安易な作り、というわけでもないんですが、それでも掘り下げがもう少し足りない。関係者は失踪しました、精神病院に入ってそれきり行方が解らない、で済ませず、もー少し深いところまで突っこんで欲しい。映っているものが何なのか、画面に映る誰に、どれに関係があるのか、というところまで掘り下げれば、もっと面白くなりそうなんですが。観る側で想像する楽しみ、というのもありますが、それはフィクションや追跡調査の出来ない体験者の話のみを引用した場合のことで、こういう怪奇ドキュメンタリーでは、そういう付加価値を得るにはもっと努力が必要だと思うの。

 まあ、それでも決して嫌いでないのはいままで通りなので、引き続き追いかけます。来月にはもう次が出るのよね。

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