実はエンドロール手前がいちばん楽しみでした。

 週末恒例、と言いつつ最近は観たいものが溜まりすぎて、公開済の作品をチョイスすることが増えていた土曜日。しかし今日は、ちゃんと封切りを観てきました。但し、毎度のイベントのチケット発売日でもあるため、午前中は外し、本日最後の上映を押さえることに。

 訪れたのは、4月の『シュガー・ラッシュ』以来となるTOHOシネマズ有楽座です。日劇やシャンテにはしばしば来ているので、3ヶ月振りという感覚は皆無なんですが。

 作品は、大ヒットを続けるカー・アクション・シリーズ最新作、あの面々がヨーロッパ各地を舞台に戦いを繰り広げるワイルド・スピード EURO MISSION(字幕)』(東宝東和配給)

 嗚呼もう、素敵なほどに真っ向勝負のアクション映画。あり得ないほどのスーパーテクで繰り広げられるカーチェイスの数々にど派手な特殊効果、大スクリーンならではの愉悦がとことん堪能できます。ストーリーはかなり枠の見せ方が雑なんですが、その分、仲間との関係性や、かつては敵だった捜査官との一風変わった信頼の描き方など、さらっとしているけど細かに味わいのある表現があって、アクションの面白さをうまく膨らませている。大満足であります……が、個人的には本篇より、エンドロール手前に挿入された、次章への予告となるパートが楽しみだったりするのですが。未来の出来事として描かれたシリーズ第3作に直接リンクすると共に、まさにシリーズ最強の敵になるはずのあの方の登場で私ゃ思わず拳を握ってしまいました。シリーズを育ててきた立役者のジャスティン・リン監督は今回で退きますが、その代わりに『SAW』のジェームズ・ワン監督が登板することが既に確定してますし、私ゃもう今から続篇が楽しみでなりません。

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