この夏最後の大作。

ウルヴァリンの爪。 このところ色々と多忙だったり、手許不如意だったり、で映画鑑賞のペースが鈍っておりますが、それでも押さえておきたいものは可能な限り押さえるようにしてます。『パシフィック・リム』とともに、この夏決して観逃してはならない作品、と捉えていたものが本日封切りなので、昨晩のうちに意地で作業を一段落させ、朝からお出かけしてきました――しかも、上映時間の都合で、わざわざふだんより1時間も早く起床して。

 訪れたのはTOHOシネマズ六本木ヒルズ。シネマイレージの都合もあって、かかっている作品はなるべくTOHOシネマズで観るようにしてますが、この作品は私の縄張りではここと西新井のみの上映、しかも西新井では3Dが吹替版しかかかっていないので、『パシフィック・リム』と違い字幕で観たかった本篇は六本木しか選択肢がなかったのです。TOHOシネマズのサイトには渋谷でも上映されるような表記になってたのに、いざタイムテーブルが発表されたら影も形もなかったし。

 作品は、誰もが知るあのヒーローを、“ダークナイト・トリロジー”のクリストファー・ノーランが製作と原案を担当、『ウォッチメン』のザック・スナイダーが監督してリブートさせた、アクション超大作マン・オブ・スティール(3D・字幕)』(Warner Bros.配給)。私としては、初期からずっと注目していた才能ふたりのコラボレーション、観逃すわけにはいきません。

 出来映えは期待通り。ノーラン作品として観ると少々ドラマの掘り下げが甘いようにも思いますが、シリアスなトーンと押さえるべき伏線はきっちり押さえているし、ザック・スナイダー監督らしい常識外れのヴィジュアルで描き出すアクションの迫力は逸品。実のところそっちはあんまり期待していなかったんですが、映像的にも『パシフィック・リム』同様に、劇場の大スクリーンで鑑賞する価値のある大作です。

 当初はもう1本鑑賞しようかな、と考えてましたが、暑さとか諸々の事情から、いつも通りにうどん屋で昼食を摂ったあとで帰宅。昼寝をし、落ち着いてから感想を書き始めましたが……思い入れがありすぎて書き上がらず。明日の映画鑑賞は夕方からの予定なので、出かけるまでに仕上げてアップすればいいか。

 ちなみに上の写真は、TOHOシネマズ六本木ヒルズのロビーに展示されていた、『ウルヴァリン:SAMURAI』のウルヴァリンの爪です。上映が始まると撤去されてしまいがちなので撮っておきました。

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