キモサベに逢いに六本木へ。

 週末は映画封切り。今週もまた前々からチェックしていた作品の公開日なのです――が、例によってスケジュールを細かに確認していったところ、今夏の多忙によりずーっと観逃していた作品が、予想よりそうとう粘ったもののさすがに今週辺りがボーダー、しかも1日1回上映で時刻も頻繁に変わり、最も都合がいいのが今日しかない、ということになったので、封切り作品は来週、出来るだけ早いうちに足を運ぶことを誓って、本日は夕方から六本木へ。

 今月4本目となるTOHOシネマズ六本木ヒルズでの鑑賞作品は、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の監督&製作&主演トリオが贈る、娯楽西部劇の代名詞的ストーリーをリメイクした王道活劇ローン・レンジャー(字幕)』(Walt Disney Studios Japan配給)

 向こうでは制作費のわりに興収が振るわなかったようですが、『パイレーツ〜』以上に王道の娯楽映画で、個人的には充分にいい出来映えだと思います。随所で襲うピンチにしばしば無理が見られますが、それもちゃんと物語の牽引力として機能しているし、結末の常識離れした鉄道でのアクションは絶品。期待通り、やっぱり映画館のスクリーンで観るに相応しい1本でした。心底、間に合って良かった。

 今夏は本当に観逃した作品が多く、当然ながら現時点で上映終了しているものがほとんどですが、そんななかどうにか生き残ってきた作品のうち、押さえておきたかったものはあと1つを残すだけとなりました――まあ、その最後の1本は、10月いっぱいは続きそうな予感がしているので、気分的には余裕があるんですが。

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