新・午前十時の映画祭→大つけ麺博2013、6回目。

無鉄砲 無心の豚骨馬鹿が作るど直球濃厚つけ麺。 相変わらず作業がギリギリの状況ですが、これはちゃんと押さえておきたい新・午前十時の映画祭――といいつつ前回は不幸な巡り合わせで観逃してしまったんですが、まだフォローは出来るし、観られるものはちゃんとフォローしておきたい。そんなわけで、予めチケットを確保したうえで、自転車にてお出かけです。

 TOHOシネマズ六本木ヒルズにて鑑賞した新・午前十時の映画祭15本目の作品は、フランシス・フォード・コッポラ監督作、第二次世界大戦後のニューヨークを舞台に、マフィアの一家を仕切るドンの姿を重厚に描き出した伝説の傑作ゴッドファーザー』(パラマウント×CIC配給)

 既に前の午前十時の映画祭で鑑賞済、しかも3時間近い長尺なので、無理に最後まで観る必要はないだろう、いい頃合いに抜け出してもいいかも、などと考えていたのですが――結局惹きこまれてしまった。到着後に腹痛でトイレに駆け込んで、観ているあいだも厭な気配を終始感じていたというのに、それさえ我慢してしまうほどの隙のなさ、圧倒的な面白さ。2作目もこれに匹敵する、というのも凄いんですが、単品で充分すぎるほど完璧。観終わってもまだお腹はちょっと危険な状態でしたが、それでも充実感を味わえました。

 いつもならばこのあと、うどん屋で昼食を摂って帰宅、なのですが、今日はどうしても、どおおしても大つけ麺博2013で食べたくて、六本木から新宿まで極端な遠まわりをしてみました。まあ、遠まわりとはいえ、迷わなければ自転車で30分ちょっと、という位置関係だったから無茶をしたのですが。途中がわりあい見慣れた道だったこともあって、さほど悩まずに到着……はしたんですが、安く上げようと、割引券を販売しているセブンイレブンに立ち寄ろう、と思っていたら、そういうときに限って自転車のルート上になかなか見つからず、結局会場近くの店舗を利用したものの、イベントとは関係のないお客がずーっとコピー機に張りついていて、なかなか発券が出来ず。都合20分くらい無駄にしてしまいました。

 ちょっと遅めの昼食に選んだ、大つけ麺博2013、第三陣の3杯目は、奈良県から参加の無鉄砲 無心による“豚骨馬鹿が作るど直球濃厚つけ麺”。このあいだ、ここのトッピングで、海苔が衝立よろしく突き立っているのを目にして、気になっていたのです。名前通り、オーソドックスな豚骨スープですが、たぶん今回、私が食べた中でいちばん濃厚。どろっとしていて、しつこいぐらいに麺に絡む。そのぶん味もしつこい感じですが、なかなかパンチがあって美味しかった。

 ただ残念なのは、他の店舗ではチケットを切るときにトッピングを確認してくれたのに、ここの店員はしてくれなかったこと。そのままスルーしてしまって受け渡しの場面になってしまい、トッピングぜんぶつけてもらおう、と用意していた300円を出さずじまいになりました。最終日で品切れになっているのかも、とも思いましたが、あとでスープ割りを受け取りに行ったら、他の客が普通に海苔衝立を持っていたのを見てちょっと憮然。車椅子の客のために器を運んでいる場面も目にしていましたし、担当のかたが無愛想なわけではなかったんですが、正直ちょっと私の心証はよくありませんでした。持ち店舗での営業ではないんですから、よその店の対応も見て、もう少し柔軟に対処してほしかったところです。

 と、接客でちょこっとばかりマイナスをつけてしまったものの、味自体に不満はなかったので、これも投票はしてきました。

 いよいよ明日からはラストとなる第四陣……ですが、正直なところ、第四陣には私が「絶対に食べたい」という店がないので――気にはなっているけど強いて食べたいほどではないかな、という程度なので、もしかしたらこれが最後の参加になるかも。といいつつ、運動の名目で発作的に出かけないとも言い切れないけど。

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