レンタルDVD鑑賞日記その382。

• 『ほんとにあった！呪いのビデオSpecial4』(BROADWAY[発売])

　久々に、前にいちど観た巻を再鑑賞。

　この“Special”のシリーズは5巻が圧倒的な傑作なので、どーしても印象がそっちに攫われてしまいますが、この4巻もなかなか。映像自体は決して大ネタでなくても、異様な背景が掘り下げられるなら全然価値は違ってくる。それを、構成によって更にレベルアップさせていて、いま観ても、何度目かの鑑賞でも充分に面白い。巻末を飾るエピソードなんて、もはやホラーですらない悪ふざけが出所だというのに、だからこそこういう展開になっているのが怖い。

　だいぶ前から始めた再鑑賞も、どうやらひととおり済んでしまったのですが……たぶん、『ほん呪』については今後も思い出したように観直すはず。結局、一定の水準をクリア出来る怪奇ドキュメンタリーのシリーズって、これぐらいしかないんだよなー。