何故か、またローマ。

 フリーパスを活用するべく、本日も朝から映画館詣でです。ほんとに、距離が手頃なもので、色々考えても結局はTOHOシネマズ日本橋を選んでしまう。

 作品は本日封切り、『クラッシュ』のポール・ハギス監督最新作、3つの都市を舞台に、愛情に翻弄される複数のひとびとの姿をモザイク状に描き出したサード・パーソン』(Presidio×東京テアトル配給)。ハギス監督の前作『スリーデイズ』は映画館では観逃してしまったので、今回は意地でも押さえたくて初日から馳せ参じました。

 しかしこれは色々と厄介。見応えはあるんですが、しかしこの主題と仕掛けの明確さからすれば、ちょっと牽引力が足りない気がします。はじめから解釈を観客に委ねるような、ミニシアター系の文芸作品に馴染んでいるひとなら充分楽しめるでしょうが、そうでないとどうなのか。足を運ぶなら。積極的に細かいところまで描写を確かめ、解釈する姿勢が必要だと思います。私は好きですけど。

 今日も、変則的ハシゴをしようかとも考え、スケジュールは調べてありましたが、相変わらず不安定な雲行きなので、大人しく帰宅しました。自転車での移動は、梅雨時のハシゴには向かないよーです……。

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