レンタルDVD鑑賞日記その407。

 前に観た『腐怨霊』がそんなに悪くない印象だったのでこちらも借りてみましたが……うーん、全般に微妙。わざとらしさは少なくても、本当にそう見える? 勘違いじゃない? というレベルのものが多くて、やたらと煽るナレーションが空々しい。

 前巻と同様に、何本かごとに解説が挿入されているんですが……ごめんなさい、最初だけちょっと観て、あとは飛ばしました。真面目な研究書もある小池壮彦氏ですから、言っていることはまともなんですけど、如何せん、こういう映像を楽しむうえでは面白くない。知識での補強よりは、映像そのものの検証や、撮影者や撮影現場についての調査のほうが観ていて興味は湧きます。

 依然として、映像自体はそんなに悪くない、とは思えるんですが……このシリーズの続巻があるとしても、引き続き借りるか、は迷うところです。真面目にするならとことん真面目にして欲しいし、映像を超えて愉しめるものにしたいんならもっと徹底して欲しいんですけど。

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